2008年8月6日水曜日

レトロ映画館:銀座シネパトス ~宇宙の戦士3~


 スターシップトルーパーズ3が7/19から日本限定の劇場公開になった。
原作はあまりにも有名なハインラインの「スターシップトルーパーズ」。日本では早川文庫から「宇宙の戦士」として出ています。翻訳は矢野徹。映画としては10年位前にバーホーベンが作って、鳴り物入りで日本で公開され思いっきり滑ったB級作品の最新作となる。
 この「3」も国外ではホームビデオらしく、映画館で公開されるのは日本だけ。さっきおもいっきり滑ったと書いたけど、日本では人気あるのかもしれません(笑)。

 今回行ったのは銀座シネパトス。銀座という立地条件でありながら、まるで新宿思いで横丁を髣髴させるレトロさと汚さ(といっても上映してる箱の中身はきれいですけど)。100人程度の小さい箱に観客はなーんと一桁(そのうち3人が僕らのグループ)。みごとな侘びとさび。

 映画の中身ですが、ストーリーには多々疑問があれども、基本線は「1」を踏襲。バグは気持ち悪くつぶれるし、人の体もパーツになって飛んでいく。そして連邦軍の広告がとてもいかします。
 なんかね、マクロステーストをオマージュしてる感じ。宇宙総司令が歌って踊ってCD(なのかな?)を販売。うっひゃっひゃ。まさに俺の歌を聴けーなのだ。

 それともうひとつの共通点は、多分「反戦」。お互いに理解できていないバグとの戦争だけでなく、同じ言葉をしゃべる人間同士での「反戦分子」弾圧のやりくち。たぶんこれ、中国のチベット問題とかそういうのを皮肉ってるんだろうとも思わせる。
原作も戦争肯定の問題作といわれ、ハインラインは「右」だなんて話もあるようだけど、実は戦争肯定を皮肉っているというのが正しい見方と思う。

 そして、もうひとつ、多分最大の売りなのが、パワードスーツ「マローダー」が出ること。原作本では、機動歩兵は全員、パワードスーツ着用なのですが、映画「1」では予算の関係で仕様変更(藁)。生身の歩兵が小銃もってバグに挑むというトンでもない仕様になっていて、ま、これも映画かこけた理由のひとつと思われる。映画館で最初に見た印象は…

 「重機動メカ???」

なんかね、ジグマックだかドグマックみたいなんだもん(笑)。

 武器はわりと原作を正しく反映していて、背中にランチャーを背負って火炎放射器でスキニー(映画ではちがうけど)をこんがりロースト。あとは、軽快にジャンプしてくれたらまさに神ですが、なんといっても、見た目通りで動きは地上を歩く重機動メカざんす。

 人もいなくて、じっくり鑑賞できてよかった。やっぱり偉大なB級作品だよ。そして銀座シネパトス。ここでみないと映画じゃないね(爆)。

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